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IBM DXチャレンジ 2019 中部地区大会 参加レポート
2020年02月07日
2020年1月21日。 日本アイ・ビー・エム株式会社様の名古屋事業所にて、IBM DXチャレンジ 2019 中部地区大会が開催され、弊社からも1チーム5名が参加しました。その時の模様をお伝え致します。
【DXチャレンジとは】
IBM DXチャレンジは、最新テクノロジーを活用した全く新しいアイデアを創出・洗練し、早期にそれを具現化・事業化する事で、地域社会や業界の発展に貢献する事を目的としたコンテストです。
2019年の7月からスタートし、アイデア出しや、デザインシンキングワークショップ、プロトタイプ作成などが行われてきました。
1次選考、2次選考を無事に通過した7チームが集まり、全国大会に向けてプレゼンテーションを行いました。
【基調講演】
JellyWare 代表取締役社長 崔 熙元さんが「DX時代の新しいモノづくりと新規事業創造のポイント」と題して話をして下さいました。
名古屋市主催の「イノベータ育成・ビジネス創出プログラム」の運営業務のお話や、これまで開催されたイベントの内容とそのポイントなどをご紹介頂きました。
ユーモアを交えたとても楽しい講演でしたが、今後に活かしたくなるヒントやアドバイスをたくさん教えて頂きました。
なかでも「イノベーションを起こす上で、失敗を避けて通るのではなく、失敗とどう向き合って何を得ていくかが大切」というお話は心に響いてきました。
簡単ではないですが、私たちも失敗をチカラに変えて新しい事に挑戦したいです。
【大会の模様】
全7チームが15分ずつのプレゼンテーションを行いました。各チームがアイデアと真摯に向き合い、事業化に向けて真剣に取り組んでおられる姿勢にとても感動しました。
また代表の方がおひとりでプレゼンテーションされるチームもあれば、チームみんなで楽しくプレゼンテーションされるチームなど、同じレギュレーションの中でも、個性あふれるプレゼンテーション大会となりました。
またプレゼンテーションのテーマについても、普段の業務で困っている事の解決を目的としたものや、全く新しい分野にチャレンジしているものなど、多種多様なテーマでお互いの活動を説明して頂きました。
私たちシーアイエスのチームは、最後にプレゼンテーションをさせて頂きました。
メンバー全員が応援に駆け付ける中、2年目の若手社員にプレゼンテーションを任せました。テーマは、AIやIoTで介護ヘルパーさんの業務を助け、介護事業の人材不足を改善しよう!というものでした。
『 自分だって いつかは 介護される側になる ・・・。』
そんな想いからでしょうか…。
皆さんとても真剣にプレゼンテーションを聞いて頂きました。
また、審査員の皆様からも 音声を拾うマイクの品質や、音声をテキストに変換する仕組みにおいて地方の方言への対応など、
“単なるアイデア”という視点ではなく、事業化に向けて壁となるポイントについて、多くのアドバイスを頂きました。
【はたして大会の結果は?】
午後5時。4時間に及んだ大会も大詰め。いよいよ結果発表です! 別室から審査員の皆様がつぎつぎと会場に入ってきます。誰もが息をのんで結果発表を待ちました。
そして・・・
残念ながら、私たちのチームは全国大会に進めず、地区大会までとなりました。本当に残念だったのですが地区大会ファイナリストとして表彰を頂きました。
審査員の総評は、「事業化をどれだけ真剣に考えているのかで勝敗は決まっていた。」でした。
崔さんが基調講演でおっしゃっていた言葉
「"アイデア"は具現化してこそ"価値"となる。」
が評価として現れた結果だと感じました。全国大会に出場する2チームはとても真剣なだけでなく、時間と労力をかけて、市場調査や実証実験を行っていたので、それが結果につながったのだと思います。
全国大会出場チームには心からエールを送りたいです。是非、全国大会で優勝を勝ち取り、中部地区のすごさを全国に伝えて欲しいと思います。
【大会を終えて】
私たちのチームも、たくさんのアイデアや刺激を原動力にして、2020年に向けて再始動を始めます。 来年こそは優勝目指します!
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※記念撮影。みんなでDXチャレンジの“D”をあらわしてみました。
以上、IBM DXチャレンジ 2019 中部地区大会の模様でした。
※開催場所: IBM名古屋事業所 撮影: Jelly Ware