- お客様事例
- 三王ハウジング株式会社
三王ハウジング株式会社様
QRコード活用で紙運用から脱却し、配送管理の進行状況が一目で分かる現場へ
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CISオリジナルkintoneプラグイン
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木材加工業
“ 紙作業からの脱却で現場の業務が効率化され、kinveniの活用によって配送管理全体の流れもスムーズになり、結果として1日あたり1〜2時間の作業時間を削減できました ”
管理部高田様
お客様紹介
三王ハウジング株式会社様は、愛媛県新居浜市を拠点に、木材加工・プレカット事業を中心に展開する建築資材メーカーです。創業以来、住宅用から大型建築物向けまで幅広い木材加工に対応できる生産体制を整え、地域の建築会社・工務店を支える存在として事業を拡大されてきました。
本記事では、kinveniの導入を主導された高田様に、kinveniシリーズ QR・バーコード読み取りを採用するに至った背景や、導入後に見られた現場の変化についてお話を伺いました。
1. 導入背景
紙運用による手書き工数の負担と、梱包から配送完了まで進捗が見えない運用課題
Q:従来の配送管理では、どのような課題があったのでしょうか?
A:これまで配送管理は紙ベースで行われており、手書き作業の負担や情報伝達に時間がかかることが課題となっていました。
現場では、邸名用紙*を配送する部材に貼り付け、梱包が完了するたびに手書きで用紙に丸を付けて進捗を管理していました。積み込みが完了すると、担当者が邸名用紙の半券を事務所へ持参し、掲示された配送管理表に積み込み完了をチェックしたうえで、事務員が納品書などの書類を手書きで作成する運用でした。工場はかなりの広さがあるため、事務所までの移動に時間がかかり、さらに手書きの書類作成は運送業者さんが邸名用紙の半券を事務員へ渡してから始まるため、手書きの書類作成と待ち時間を含めて5分以上かかっていました。
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▲ 従来の邸名用紙での手書きチェック作業のイメージ
また、紙による運用では、梱包・積み込み・配送完了といった各工程の進捗や担当者を正確に把握できず、実質的には「積み込み忘れがないか」を確認するだけの運用となっており、こうした進捗管理の不透明さも課題となっていました。
このような背景から、梱包・積み込み・配送までの一連の工程進捗を正確に記録し、現場の作業負担を軽減できる仕組みが求められていました。
* 邸名用紙‥部材に貼る物件情報付きラベル
2. kinveni採用の決め手
スマホで使えるQRコード運用が決め手に。現場に馴染むツールとしてkinveniを採用
Q:kinveniシリーズを採用された決め手を教えてください。
A:配送管理の改善を検討する中で、システム会社から「kintoneで配送管理を大きく効率化できる」と提案を受けたことが、システム導入を考えるきっかけになりました。
そこで、現場の進捗を正確に記録する方法としてQRコードを活用する案が挙がり、読み取りをスマートフォンで簡単に行えるプラグインとしてkinveniシリーズをご紹介いただきました。
当初は、QRコードの仕組みを個別開発する案も検討しましたが、専用の読み取り機器が必要となり、現場の運用には適していませんでした。
一方で、kinveniはスマートフォンで読み取りができるため、工場のスタッフが普段から使用している端末をそのまま活用でき、読み取り速度も十分であることが確認できたため、採用を決めました。
1か月間の試用を行った結果、現場の作業フローに無理なく組み込めることが分かり、実運用でも十分に使えると判断し、正式導入に至りました。
3. 解決方法
QRコードで進捗を記録し、配送状況をkintoneで一元管理する運用フローを構築
Q:これまでの課題を、kinveniを活用しどのように解決されたのでしょうか?
A:新しい運用では、邸名用紙にQRコードを付け、梱包から配送完了までの各工程の進捗をkintone上で管理できるようにしました。
まず工場では、QRコードが印刷された邸名用紙を配送する部材に貼り付けます。梱包が完了したタイミングで、担当者が邸名用紙のQRコードをkinveniで読み取ると、kintoneの「出荷情報登録アプリ」の梱包ステータスが自動更新され、完了日時と担当者名が記録されます。
積み込みについても同様に、完了時にQRコードを読み取るだけでステータスが自動更新されます。
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▲ kinveniを活用したアプリ画面
積み込みが完了すると、kintone上で事務所へ通知が届くため、事務員はその時点で納品書などの書類印刷に取りかかります。担当者は書類の準備が進む間に事務所へ移動し、到着後すぐに書類を受け取ってトラックへ戻り、配送がスタートします。
配送完了後は、運送業者が受領書のQRコードを読み取ると事務所宛のメールが起動され配送完了の報告が事務所へ送信されます。事務所ではその報告を確認したうえで、配送完了シートのQRコードを読み取り、kintone上の配送ステータスを「完了」へ更新します。
このように、梱包・積み込み・配送完了までの一連の工程進捗をQRコードで記録し、kintone上で配送状況を一元管理できる運用フローを構築しました。
4. 導入効果
kinveniによる進捗管理の最適化で配送管理の時間を1日あたり1〜2時間削減
Q: kinveni導入後はどのような効果がありましたか?
A: kinveniによるQRコード運用へ移行したことで、梱包・積み込み・配送完了までの進捗をkintone上で一元管理できるようになりました。
従来は積み込み状況しか把握できませんでしたが、梱包や配送の状況まで正確に追えるようになったことで、梱包忘れなどのミスを防ぎ、管理精度が大きく向上しました。以前は積み込み忘れが発生した際に担当者を探し回っていましたが、そのような手間も解消されています。
現場では、1日あたり15〜20分かかっていた手書きでの梱包完了チェックがQRコード読み取りに置き換わり、記入作業の負担が大きく軽減されました。また、従来は翌日の梱包予定も紙に記入して事務所へ提出していましたが、kintone管理に移行したことでその作業も不要となり、紙への記入時間を1日あたり合計約1時間削減できました。
工場と事務所間の情報連携については、kinveniによって積み込み完了時に事務所へ通知が届くようになったことで、事務員は担当者の到着を待たずに書類の準備を始められるようになりました。
その結果、当初の課題であった担当者の待ち時間と納品書を記入する時間の合計約5分を削減でき、1日にすると30分~1時間くらいの削減効果がでております。
これにより、出荷準備のスピードや生産性の向上にもつながっています。
また、事務所では、kintone管理への移行により、これまでExcelで行っていた配送完了記録や翌日の梱包予定の転記作業が不要となり、業務が大きく効率化されました。さらに、運送業者ともkintoneを共有しているため、梱包完了の段階で進捗が共有され、配送準備によりスムーズに取りかかれるようになりました。
こうした取り組みにより、紙作業からの脱却で現場の業務が効率化され、kinveniの活用によって配送管理全体の流れもスムーズになり、結果として1日あたり1〜2時間の作業時間を削減できました。
5. 今後の展望
配送管理で得た成果を、他の現場業務にも横展開
Q:今後、kinveniをどのように活用していきたいとお考えですか?
A:今回の取り組みを通じて、QRコードを活用した配送管理の仕組みが現場に定着し、運用の基盤が整いました。今後は、この仕組みをさらに広げ、勤怠管理や機械メンテナンス、在庫管理、備品管理など、他の業務にもkinveniを活用していきたいと考えています。
特に、日々の点検や在庫確認など、現場での入力作業が多い業務ほど、QRコード読み取りによる効率化や記録の正確性向上が期待できると感じています。こうした展開により、配送管理にとどまらず、現場全体のデジタル化と業務改善につながる仕組みづくりを進めていきたいです。
※ QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です

会社名:三王ハウジング株式会社
URL:https://sanno-web.com/
事業内容:
愛媛県新居浜市を拠点に、木材加工・プレカット事業を中心に展開する建築資材メーカー















