株式会社トライテック様

kinveniシリーズ ガントチャートで製造工程管理にかかる時間を約28%削減

  • CISオリジナルkintoneプラグイン

  • 製造業

“kinveniによって、各生産工程のタスクや担当者ごとの作業進捗が可視化され、進捗管理が効率化されました”

野津工場

岡本様

株式会社トライテック様は、国内外大手製鉄メーカー向けの特殊工具の他、土木製品、製缶品、溶射品を設計、製造、販売されています。「不可能を可能にする会社」の経営理念をもとにお客様の課題を解決し、共にモノづくりの未来を作っていくパートナーとなることを大切に考えておられます。

今回は野津工場でkinveniシリーズ ガントチャートを活用されている、岡本様、田原様に、ガントチャートの導入背景や導入後の効果についてお話を伺いました。さらに、トライテック様のDXパートナーである株式会社古城様にも、kinveniシリーズをご提案された背景をお聞きしました。

1.導入背景

ホワイトボード頼りの工程管理から脱却したい

Q:kinveniシリーズ ガントチャートを導入した背景を教えてください。
A:これまで、各案件の工程管理を3ケ所にある工場ごとにホワイトボードで行っていました。そのため、突発的な案件が入った場合やスケジュールに変更が生じた際は、消してから書き直さなければならないといった手間が発生していました。また、ホワイトボードを用いた工程管理では、営業、購買、製造といった部門間の連携がスムーズに行えず、進捗状況の共有に膨大な時間がかかっていました。

Q:kinveniシリーズを選んでいただいた理由を教えてください。
A:大分県のDX推進事業によって、既にkintoneを導入していたため、工程管理もkintoneでできないかと考えたことがきっかけです。基幹システムやkintoneとは別のツールを使うことも検討しましたが、ツールが複数になることで社員の定着率が下がったり、DXへの拒否反応が増えたりすることを危惧し、kintone上で一元化する方向に決めました。そのような中、株式会社古城様にkinveniシリーズをご紹介いただきました。

kinveniシリーズ ガントチャートは、当社の製造工程管理に必要十分な機能が搭載されており、ちょうど良いと思い、導入に至りました。

  • ▲ ホワイトボードでの工程管理

【 DXパートナー:古城様への質問 】

Q:古城様がトライテック様にkinveniシリーズをご提案された理由を教えてください。
A:kinveniシリーズはサイボウス様のご紹介で知り、トライテック様の業務課題を網羅的に解決できそうな印象を受けました。その上で他2社のガントチャートプラグインと比較検討した結果、トライテック様のシステム要件を全て実現できるのがkinveniだったため、ご提案に至りました。

また、CISご担当者のタイムリーなQ&A対応や、将来的な機能アップデートの可能性に好感と期待を持てたことも決め手となりました。

2.導入後の効果

工程の検討や調整に掛かる時間を約28%削減

Q:kinveniシリーズ ガントチャート導入後、これまでの課題はどのように解決されましたか?
A:工場ごとにホワイトボードで管理していた案件をガントチャートに集約したことで、会社全体の受注案件の状況把握がラクになりました。また、それぞれの案件における、各工程のタスクや担当者ごとの作業進捗が可視化され、進捗管理が効率化されました。スケジュールの追加、変更もマウスのドラッグ操作で簡単にでき、変更にかかる時間や手間も減りました。

  • ▲ kinveniシリーズ ガントチャートを使った工程管理

Q:導入後、変化や効果はありましたか?
A:これまで各工場の担当者が工程スケジュールを組んでいましたが、kinveniに移行してからは私1人(田原様)がガントチャート上でスケジュールを組む体制になり、担当者の負荷が軽減しました。工場ごとの担当者の工数も減ったことで、トータルで約28%の工数削減に繋がっています。

また、kinveniによって、より精度の高いスケジュール管理が可能となり、関係部署との情報共有がスムーズにできるようになりました。その結果、工場の負荷を見て、他工場から応援を出したり、工場内でも他のメンバーのサポートに回れるようになったり、業務全体の効率化が進んでいます。結果的に、お客様納期の改善原価低減にも繋がっています。

3.今後の展望

kintone×kinveniで更なる業務改善を目指す

Q:今後実現したいことはありますか?

A:基幹システムと上手く連携しながらkintoneやガントチャートプラグインを他の業務にも導入し、業務改善を進めていきたいです。また、各部署から「○○業務をkintoneでできないかな?」といった要望がどんどん出てくるような運用体制を作っていきたいです。

個人的には、様々な要望に応えられるようにいずれはkintoneアソシエイト* を取得したいと考えています。(岡本様)

* kintone認定資格の1つ。アソシエイトは、kintoneの機能および設定方法に関する体系的な知識を持ち、kintoneを活用した業務改善スキルがあることを証明します。

会社名:株式会社トライテック
URL:https://www.trytec-japan.com/
事業内容:
株式会社トライテック様は、大分県に拠点を置き、国内外大手製鉄メーカー向けの特殊工具の他、土木製品、製缶品、溶射品を設計、製造、販売しています。